エアコンクリーニング後に雑巾のような臭いがする原因と即効対処法!

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せっかくお金を払ってエアコンクリーニングをしたのに、なんだか雑巾のような嫌な臭いがする…そんな経験ありませんか?実は私も去年の夏、同じような悩みを抱えていました。今回は、その時の実体験と解決方法を含めて、エアコンクリーニング後の臭いについて詳しくお話ししますね。

目次

エアコン掃除したのに臭い!なんでやねん!

去年の7月、プロの業者さんにエアコンクリーニングを依頼したんです。

それもこれも、クリーニングを怠ったことで冷房機能が停止した衝撃体験があったからなんですがw

作業は丁寧で、見た目もピカピカになって大満足だったのですが、翌日エアコンをつけてみると…なんともいえない雑巾のような臭いが部屋中に広がってしまいました。

最初は「え?クリーニングしたばかりやのになんでやねん!」と困惑しましたが、すぐに業者さんに電話で相談してみました。
すると、とても親切に対応してくださって「よくあることなので心配いりませんよ」と安心させてくれたんです。そして、具体的な解決方法を教えてもらいました。

【実体験】業者の指示で臭いが1時間で解決した方法

業者さんから教わった方法は、とてもシンプルでした。まず部屋の窓を全開にして、しっかりと換気をします。その状態で、エアコンを16度の低温設定にして冷房運転を1時間続けるんです

「本当にこれで解決するの?」と半信半疑でしたが、言われた通りに実行してみました。すると、驚くことに1時間後には嫌な臭いがほとんど気にならなくなっていたんです!この方法が効果的な理由も、後で詳しく教えてもらいました。

なぜ16度の冷房運転が効果的なのか

低温での冷房運転が効果的な理由は、エアコン内部の湿度を一気に下げることができるからなんです。クリーニング後は、洗浄水や洗剤の成分がわずかに残っていることがあります。これらが高温多湿の環境で化学反応を起こすと、あの独特な臭いが発生してしまうんですね。

16度という低温設定にすることで、エアコン内部の温度が急激に下がり、湿度も同時に下がります。さらに、窓を開けて換気することで、臭いの元となる成分を外に追い出すことができるんです。この温度設定がポイントで、18度や20度だと効果が薄くなってしまうそうです。

送風運転で内部の湿気を完全に乾燥させる

冷房後は、必ず送風運転も行いましょう。エアコン内部に残った湿気が、臭いの原因になることがあるからです。送風運転は2〜3時間程度行うのが理想的ですね。

送風運転のいいところは、電気代がほとんどかからないことです。扇風機程度の消費電力なので、長時間運転しても家計に優しいんですよ。また、送風運転中は窓を閉めても大丈夫です。むしろ、エアコン内部の空気を効率よく循環させるためには、窓を閉めた方が効果的な場合もあります。

エアコンクリーニング後の臭い、暖房での対処法

30度暖房運転でカビ菌を除去する方法

ちょっと意外かもしれませんが、暖房運転も臭い対策に効果的なんです。エアコンを30度の暖房設定にして、1時間程度運転してみてください。高温によって、残存しているカビや雑菌を除去することができます。

ただし、この方法は夏場だとお部屋が暑くなってしまうので、早朝や夜間など、比較的涼しい時間帯に行うのがおすすめです。また、暖房運転後は必ず送風運転を行って、内部の湿気を飛ばすことを忘れずに。

エアコンクリーニング後に臭いが残る5つの原因

エアコンクリーニング後の臭いには、実はいくつかの原因があるんです。どれが当てはまるか確認してみてくださいね。

部屋に染み付いた生活臭がエアコンから放出される

意外に思われるかもしれませんが、お部屋の生活臭がエアコンクリーニング後に強く感じられることがあります。普段は気づかない料理の臭いやペットの臭い、タバコの臭いなどが、エアコン内部に蓄積されているんです。

クリーニングによってエアコンの汚れは取れますが、これらの生活臭まではすべて除去できません。むしろ、他の臭いがなくなったことで、今まで気づかなかった生活臭が際立って感じられるようになるんですね。特に、長年使用しているエアコンほど、この現象が起こりやすいといわれています。

洗浄しきれなかったエアコン内部の汚れ

エアコンの構造は思っている以上に複雑で、すべての汚れを完璧に除去するのは実は難しいんです。特に、熱交換器の奥深くや、手の届かない細かい隙間には、カビや雑菌が残ってしまうことがあります。

また、業者さんによって技術レベルや使用する洗剤の種類が異なるため、清掃の仕上がりにも差が出てしまいます。完全分解クリーニングではない場合、内部の一部分だけが清掃されて、他の部分に汚れが残ってしまうケースも少なくありません。

ドレンパンに残ったカビや雑菌

ドレンパンって聞いたことありますか?エアコンの内部にある、結露した水を受け止める受け皿のような部品なんです。ここは常に湿気がたまりやすく、カビや雑菌の温床になりやすい場所なんですね。

標準的なクリーニングでは、このドレンパンまで完全に清掃できないことがあります。特に、取り外しが困難な構造になっているエアコンの場合、表面的な清掃にとどまってしまうことも。そうすると、クリーニング後もカビ臭さが残ってしまうんです。

ドレンホースの詰まりや逆流

ドレンホースは、エアコン内部の水を外に排出するための重要な部品です。このホースが詰まっていたり、汚れがたまっていたりすると、排水がうまくいかず、臭いの原因になってしまいます。

クリーニング時にドレンホースの清掃も依頼できることが多いのですが、すべての業者が対応してくれるわけではありません。また、ホースの奥の方に詰まった汚れは、専用の機器がないと除去できないこともあるんです。

洗剤やリンスの残留による化学臭

プロが使用するエアコン洗浄剤は、とても強力な洗浄力を持っています。しかし、すすぎが不十分だと、これらの洗剤成分やリンス剤が内部に残留してしまうことがあるんです。

特に、アルカリ性の洗剤は臭いが強く、完全に洗い流されないと独特の化学臭が残ってしまいます。また、洗剤とエアコン内部の汚れが混ざり合って、新たな臭いを発生させることもあるんですよ。

臭いが改善しない場合の対処法

基本的な対処法で解決しない場合は、より根本的な対策が必要かもしれません。

業者への連絡タイミングと伝えるべき内容

これらの方法を試しても臭いが改善されない場合は、迷わず業者さんに連絡しましょう。連絡するタイミングは、対処法を試してから2〜3日後がおすすめです。

連絡する際は、以下の点を具体的に伝えると、スムーズに対応してもらえます:

  • どのような臭いがするか(カビ臭い、化学的な臭い、雑巾のような臭いなど)
  • 臭いが発生し始めた時期
  • 試した対処法とその結果
  • エアコンの使用頻度や設定温度

多くの業者さんは、アフターフォローとして無料で再対応してくれるはずです。遠慮せずに相談してみてくださいね。

完全分解クリーニングの再依頼を検討する

通常のクリーニングでは手が届かない部分まで清掃する、完全分解クリーニングという方法があります。エアコンを完全に分解して、一つ一つの部品を丁寧に洗浄する方法なんです。

費用は通常のクリーニングの1.5〜2倍程度かかりますが、臭いの元を根本から除去できる可能性が高くなります。特に、5年以上使用しているエアコンや、ペットを飼っているご家庭では、この方法が効果的です。ただし、すべての業者が対応しているわけではないので、事前に確認が必要ですね。

別の業者への依頼で解決するケース

残念ながら、業者さんによって技術レベルや使用する洗剤の種類に差があるのも事実です。最初の業者さんで解決しない場合は、セカンドオピニオンとして別の業者さんに相談してみるのも一つの方法です。

特に、エアコンクリーニング専門店や、長年の実績がある業者さんは、様々なトラブルに対応した経験があります。口コミサイトやレビューを参考にして、評判の良い業者さんを探してみてください。

メーカー保証による修理・交換の可能性

もしエアコンがまだ保証期間内で、クリーニング後の臭いが製品の不具合によるものと判断される場合は、メーカー保証で修理や交換してもらえる可能性があります。

ただし、この場合は第三者によるクリーニングが原因とみなされて、保証対象外になることもあります。メーカーに相談する前に、保証書や購入時の書類を確認して、保証内容をしっかりと把握しておきましょう。

エアコンの臭いを根本から防ぐ日常メンテナンス

臭いのトラブルを予防するためには、日頃のお手入れが大切です。ちょっとした工夫で、快適にエアコンを使い続けることができますよ。

冷房使用後は必ず1時間の送風運転を行う

これは本当に大切な習慣です!冷房を使った後、エアコン内部には結露した水分がたくさん残っています。この湿気がカビの原因になってしまうんですね。

毎回の冷房使用後に1時間の送風運転を行うことで、内部の湿気を効果的に除去できます。最近のエアコンには、自動で送風運転を行う「内部クリーン機能」が付いているものも多いので、ぜひ活用してください。もしこの機能がない場合は、手動で送風運転を行う習慣をつけましょう。

「毎回1時間も?」と思うかもしれませんが、慣れてしまえば意外と苦になりません。お出かけ前や就寝前にセットしておけば、自然と習慣になりますよ。電気代も扇風機程度なので、家計への負担も最小限です。

2週間に1回のフィルター清掃で汚れを予防

フィルターのお掃除、つい忘れがちですよね。でも、これがとても重要なんです!フィルターが汚れていると、エアコンの性能が落ちるだけでなく、臭いの原因にもなってしまいます。

理想的には2週間に1回、最低でも1ヶ月に1回はフィルターを取り外して、掃除機でホコリを吸い取ったり、水洗いしたりしましょう。特に、ペットを飼っているご家庭や、キッチンの近くにエアコンがある場合は、もう少し頻繁にお手入れした方がいいですね。

フィルター掃除のコツは、無理に強くこすらないことです。やわらかいブラシや使い古しの歯ブラシで、やさしく汚れを落としてあげてください。洗った後は、しっかりと乾燥させてから取り付けることも忘れずに。

部屋の換気でエアコンへの臭い付着を防ぐ

お部屋の換気も、エアコンの臭い予防には欠かせません。密閉された空間では、生活臭がエアコン内部に蓄積されやすくなってしまいます。

1日に2〜3回、5〜10分程度でいいので、窓を開けて空気を入れ替えてあげてください。特に、料理をした後やペットのお世話をした後は、しっかりと換気することが大切です。また、天気の良い日には、できるだけ長時間窓を開けて、お部屋の空気をリフレッシュさせてあげましょう。

内部クリーン機能の活用方法

最近のエアコンに搭載されている内部クリーン機能、使っていますか?この機能は、自動でエアコン内部を乾燥させて、カビの発生を抑制してくれる優れものなんです。

メーカーによって名称は異なりますが、「内部クリーン」「カビ見張り」「自動清掃」などの名前で搭載されています。設定方法も簡単で、リモコンのボタン一つで開始できる場合がほとんどです。運転時間は1〜3時間程度で、その間は少し運転音がしますが、就寝前や外出前にセットしておけば気になりません。

業者選びで失敗しないための注意点

最初から良い業者さんを選ぶことで、臭いのトラブルを避けることができます。

完全分解対応業者の見分け方

エアコンクリーニング業者を選ぶ際は、完全分解クリーニングに対応しているかどうかを確認しましょう。ホームページや広告に「完全分解」「徹底清掃」などの文言があるかチェックしてみてください。

また、作業時間の目安も参考になります。完全分解クリーニングの場合、通常3〜5時間程度の時間がかかります。「1時間で完了」「スピード清掃」などをうたっている業者は、表面的な清掃にとどまる可能性があります。料金の安さだけでなく、作業内容もしっかりと確認することが大切ですね。

アフターサービスの内容を事前確認

クリーニング後のトラブルに備えて、アフターサービスの内容を事前に確認しておきましょう。良心的な業者さんなら、作業後一定期間内の不具合については、無料で対応してくれるはずです。

具体的には、以下の点を確認してください:

  • 作業後の保証期間(通常1〜3ヶ月程度)
  • 不具合発生時の対応方法(再作業、返金など)
  • 連絡先と対応時間
  • 追加料金の有無

口約束ではなく、書面で確認できる業者さんを選ぶと安心ですね。

臭い戻り保証がある業者を選ぶメリット

最近は、「臭い戻り保証」を提供している業者さんも増えています。これは、クリーニング後一定期間内に臭いが戻った場合、無料で再作業を行ってくれるサービスです。

この保証がある業者さんは、自分たちの技術に自信を持っている証拠でもあります。また、万が一のトラブルの際も、迅速に対応してもらえる可能性が高いです。料金は少し高めになることもありますが、安心料と考えれば決して高くないと思います。

まとめ:エアコンクリーニング後の臭いは適切な対処で解決できる

エアコンクリーニング後の臭いは、確かに不安になりますが、ほとんどの場合は適切な対処法で解決できます。まず私が実体験した「窓を開けて16度冷房1時間運転」を試してみてください。それでも解決しない場合は、送風運転や暖房運転も効果的です。

どうしても改善しない場合は、遠慮なく業者さんに相談しましょう。多くの業者さんは、アフターフォローをしっかりと行ってくれるはずです。

そして何より大切なのは、日頃のメンテナンスです。フィルター清掃や送風運転の習慣をつけることで、臭いのトラブルを予防できます。快適なエアコンライフを送るために、ぜひ参考にしてみてくださいね!

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