「あれ?ご祝儀袋が袱紗に入らない!」結婚式の朝、そんな状況に遭遇していませんか?せっかく心を込めて準備したのに、これじゃ式場に行けないし、どうしようと焦ってしまいますよね。(;^_^A
でも大丈夫です!実は多くの人が経験するこの問題、ちゃんと解決策があるんです。豪華な水引や装飾が付いたお祝い用のご祝儀袋は、思っている以上に大きくて厚みがあります。特に小さめの金封袱紗では、どうしても入りきらないことがあるんですね。
この記事では、そんな緊急事態に役立つ5つの対処法から、袱紗選びのコツまで、実体験に基づいて分かりやすくお伝えします。当日でも慌てることなく、マナーを守って素敵にご祝儀をお渡しできるようになりますよ。
ご祝儀袋が大きすぎて袱紗に入らない!焦らず解決する8つの方法
突然の「入らない!」問題。でも慌てる必要はありません。大ぶりのきれいなハンカチや小ぶりの風呂敷などでも代用可能なので、すぐに解決できる方法がいくつもあるんです。
まず最初に試してほしいのは、ご祝儀袋の向きを変えてみることです。縦に入らなくても、斜めにすると意外とすっぽり入ることがありますよ。それでもダメなら、以下の方法を順番に試してみてくださいね。
大きめサイズの金封袱紗を緊急購入する選択肢
金封袱紗にもサイズの違いがあることをご存知ですか?一般的なサイズは約12cm×20cmですが、大きめのものは約14cm×22cmまであります。たった2cmの違いでも、装飾の多いご祝儀袋にとっては大きな差になるんです。
朝の時間帯でも開いている大型スーパーやホームセンターなら、袱紗を取り扱っていることが多いです。値段も1000円前後からありますので、今後のことを考えると一つ持っておくと安心ですね。
緊急で買いに行く場合は、こちらを参考にしてください。

買い物に行く時間がない場合は、次の代用方法を使いましょう。
風呂敷タイプの袱紗に変更すれば大きなご祝儀袋も包める
一番確実で美しい解決方法は、包むタイプの袱紗は金封の大きさに合わせてサイズを調整できますので、風呂敷タイプの袱紗を使うことです。これなら装飾が豪華なご祝儀袋でも、きちんと包むことができます。
包み方はこちらを参考にしてくださいね。
風呂敷の場合は少し余裕があるので、より丁寧に包むことができます。四隅をきちんと合わせて、角がピンと立つように包むと、とても美しく見えますよ。
小風呂敷を使った緊急対応術
お母さんの世代なら、家に小風呂敷が一枚はあるかもしれません。これは袱紗の代用として最適な選択肢です。素材も色も袱紗とほぼ同じなので、見た目も格式高く仕上がります。
包み方は基本的に袱紗と同じです。四隅をきちんと合わせて、角がピンと立つように包むと、とても美しく見えますよ。
もし家に風呂敷がなくても、近所の方に借りられるかもしれません。朝早くても、お隣さんなら快く貸してくれるかもしれませんね。
きれいなハンカチで代用&包み方
きちんとした袱紗を用意することをおすすめしますが、緊急時のハンカチ代用は決して恥ずかしいことではありません。むしろ、何も包まずに持参するより、はるかにマナー良く見えます。
ハンカチ代用のコツ:
- 必ずアイロンをかけてパリッとさせる
- 50cm四方以上の大きさを選ぶ
- 無地または上品な柄を選ぶ
- 明るい色合いを心がける
包み方はこちらを参考にしてくださいね。
受付では「本日はハンカチで失礼いたします」と一言添えれば、相手も理解してくれるはずです。
当日レンタルできる場所と方法
「どうしても袱紗が必要!」という場合、意外な場所でレンタルできることがあります。
レンタル可能な場所:
- 結婚式場(フロントで相談)
- ホテルのフロント
- 呉服店(式場近くにあれば)
- レンタル衣装店
特に格式の高い式場なら、袱紗の貸し出しサービスがあるかもしれません。朝早くても、フロントに相談してみる価値はありますよ。
料金は500円〜2000円程度が相場です。買うより安く済むし、当日の心配もなくなるので、事前に確認しておくと安心ですね。
ご祝儀袋を持参するのに、ふくさはいらない?失礼にならない持参方法
ふくさを利用する理由は、ご祝儀袋を汚れや破損から守るためです。
もしハンカチすら適当なものがない場合は、ご祝儀袋をきれいな小袋に入れて持参する方法もあります。透明な袋は避けて、白や薄いピンクの紙袋を使いましょう。
ポイント:
- きれいな紙袋または布袋を使う
- ご祝儀袋が折れないよう丁寧に
- 受付で袋から出して両手で渡す
- 「袱紗の用意ができず申し訳ありません」と一言
バッグからそのままご祝儀を取り出すのは大人として良い印象を与えないので、一言添えるのがベターです。
丁寧な言葉遣いと真摯な態度があれば、きっと理解してもらえるでしょう。
小さめのご祝儀袋に中身を移し替える最終手段
どうしても他に方法がない場合は、シンプルなご祝儀袋に中身を移し替えるという選択肢もあります。コンビニで売っている白無地の金封なら、どんな袱紗にもすっぽり収まります。
移し替える時は、のし袋の表書きと名前を忘れずに書き直してくださいね。筆ペンがない場合は、サインペンでも大丈夫です。確かに装飾は地味になりますが、気持ちは同じように伝わりますから心配いりません。

包装を調整してサイズダウンする裏技
最後の方法として、ご祝儀袋の装飾を少し調整するという手もあります。水引の房が長すぎる場合は、根元で軽く結んで短くしたり、大きな飾りを一時的に外したりすることで、サイズダウンできることがあります。
ただし、これは本当に最後の手段として考えてくださいね。水引や装飾は縁起物なので、できるだけそのままの形で持参したいものです。
よくある失敗例と対策【体験談から学ぶ】
実際に起こりがちな失敗例を知っておくと、同じミスを避けることができます。リアルな体験談を交えて、対策をお伝えしますね。
ご祝儀袋が金封袱紗に入らなかった実例
「朝起きて準備していたら、ご祝儀袋が袱紗に入らなくて大慌て!装飾の鶴が邪魔をして、どうしても閉まらなくて…」これは本当によくある話です。
この失敗の原因は:
- 袱紗のサイズ確認不足
- ご祝儀袋の装飾を甘く見ていた
- 事前の試し入れをしなかった
対策としては、ご祝儀袋を購入したらすぐに袱紗に入るか確認することです。当日の朝に気づいても、打つ手が限られてしまいます。
無理に詰め込んで水引が崩れた失敗談
「無理やり押し込んだら、美しい水引がグシャグシャになってしまいました。新品だったのに、見栄えが悪くなって…」これも切ない失敗例です。
水引は意外とデリケートです。少しでも無理な力が加わると、形が崩れたり切れたりしてしまいます。一度崩れた水引は、元の美しい形に戻すのが困難です。
予防法:
- サイズが合わない時は無理をしない
- 代替方法をすぐに検討する
- 水引部分は特に丁寧に扱う
「入らないかも?」と思ったら、すぐに別の方法を考えましょう。無理は禁物です。
代用品使用時の成功・失敗パターン
ハンカチ代用での成功例:「大きめのシルクスカーフで包んだら、袱紗より高級感があって褒められました」
一方、失敗例:「小さなタオルハンカチで包んだら、厚すぎて不格好になってしまいました」
成功のポイントは素材選びです。薄手でサイズに余裕があるものなら、見た目も美しく仕上がります。厚手の素材や小さすぎるものは避けましょう。
【まとめ】ご祝儀袋が袱紗に入らない時は慌てず適切な対処を
「ご祝儀袋が袱紗に入らない!」そんな緊急事態に遭遇しても、もう慌てる必要はありませんね。風呂敷タイプの袱紗への変更から、ハンカチでの代用まで、実はたくさんの解決策があることが分かりました。
一番大切なのは、相手への気持ちです。完璧な袱紗がなくても、丁寧に包んで心を込めてお渡しすれば、その気持ちはきっと伝わります。代用品を使う場合でも、一言お詫びを添えれば、マナー違反になることはありません。
今回の経験を活かして、次回からは事前に袱紗とご祝儀袋のサイズ確認をしておくと安心ですね。
風呂敷タイプの袱紗を一枚持っておくと、どんなサイズのご祝儀袋にも対応できて便利ですよ。

素敵な結婚式になりますように。心からお祝いの気持ちを込めて、笑顔でご祝儀をお渡ししてくださいね。
コメント