こんにちは!
知り合いの友美さんが子ども食堂を運営しているんだけど、「子ども食堂って儲かるの?」ってよく聞かれるって言ってたの。
私も最初は気になって色々聞いちゃったんです。
友美さんの経験を交えながら、子ども食堂の収支や資金調達について、わかりやすくお話ししていきますね!
子ども食堂は儲かるの?基本的な収支構造とは?
友美さんが教えてくれたんだけど、結論から言うと、子ども食堂は「ビジネス」として見れば儲かる事業じゃないんだって。むしろ、社会貢献活動として運営されることがほとんどなんですって。
友美さんの子ども食堂では、子どもたちからの食事代は300円。
でも実際には1食あたりの食材費だけでも400〜500円くらいかかるから、毎回赤字になっちゃうんだそう。
場所代や光熱費なども入れると、もっと大変みたいです。
「先月は25人の子どもたちが来てくれて、めっちぇ賑やかやってんけど、食材費だけで12,000円かかってもてん。
子どもたちから7,500円やったから、差額の4,500円は持ち出しになっってもたわ~」って話してました。
- 会場費:公民館を格安で借りられてラッキー
- 光熱費:調理に必要な電気・ガス代は会場費に含まれる
- 消耗品:使い捨て食器やラップなども必要
友美さんは「儲けようと思ったら続かないよ」って笑ってたけど、本当にそうみたいですね。
子ども食堂のお金はどこから調達するの?補助金や助成金は国からもらえる?
じゃあどうやってその赤字を埋めているのか気になりますよね。
友美さんの子ども食堂の場合、いくつかの方法で運営資金を確保しているんですって。
補助金・助成金の活用方法
友美さんは最初、自分たちの貯金から少しずつ出し合って始めたんだけど、続けていくうちに補助金や助成金のことを知ったそう。
「うちの市では子ども食堂支援事業があって、年間20万円の補助が出るのよ。申請書類を作るのは大変だったけど、市の担当者が親切に教えてくれたから何とかなったわ」と教えてくれました。
他にも、友美さんは民間の財団が実施している子どもの居場所づくり支援プログラムに応募して、初年度は50万円の助成金をもらったんだって!
これで調理器具や食器を揃えることができたそう。
- 市の補助金:年間20万円
- 民間財団の助成金:初年度50万円
- 企業からの寄付:不定期リスト
「最初は補助金や助成金の存在を知らなくて、自己資金だけでやろうとして大変やって。でも地域の社会福祉協議会に相談したら、いろんな支援制度を教えてもらえたよ」って言ってたので、始めたいなと思っている人は、市区町村の窓口で相談してみることをおすすめします!
こちらに補助金の案件がまとめられていたので参考にしてみてはどうでしょうか?
「【2025年版】子ども食堂で利用できる補助金・助成金一覧」:みんなの補助金コンシェルジュ
寄付・協賛による資金調達
友美さんの子ども食堂では、地域の人々からの寄付も大きな支えになっているみたいです。
「ご近所のおばあちゃんが自家製の野菜を持ってきてくれたり、地元のパン屋さんが閉店間際のパンを提供してくれたりするねん。お金だけじゃなくて、こういう形での応援もすごく助かるんよ~」って嬉しそうに話してました。
最近はクラウドファンディングにも挑戦して、夏休み限定の毎日開催プロジェクトのために15万円を集めることができたんですって。すごいですよね!
ふるなびクラウドファンディングなら、地元を応援してくれる人からの寄付が集まるのでおすすめです!
子ども食堂の収益を安定させるためのポイントと成功のヒント
友美さんが3年間の運営で見つけた、収益を安定させるためのポイントをいくつか教えてくれました!
多様な収入源を確保する工夫
友美さんは「補助金だけに頼ると、制度が変わったときにピンチになるから、複数の収入源を持つことが大切やで!」って言ってました。
例えば、月に2回の子ども食堂のほかに、月1回は大人向けの「おとな食堂」を開催しているそうです。
こちらは1,000円で提供して、その収益を子ども食堂の運営費に回しているそう。
- おとな食堂の開催
- 手作りジャムの販売
- 料理教室の実施
「最初は子どものためだけの活動やと思ってたけど、今は地域のみんなの居場所になってきてん。そうすると自然と支援の輪も広がるから不思議よな~」って友美さん。
地域全体を巻き込むことで持続可能な運営ができるようになったみたいです。
効率的な運営体制の構築
「無理なく続けるためには、効率的な運営が大切」と友美さんは強調していました。
友美さんの子ども食堂では、最初は毎回違うメニューを提供していたけど、今は月ごとにメニューを決めて食材の発注を効率化しているんだって。
例えば「カレーの日」「シチューの日」「ハンバーグの日」と決めておくと、準備もスムーズになるし、食材も無駄なく使えるそう。
また、地域のボランティアさんとの協力体制も大切にしているみたい。
「料理が得意な方、子どもと遊ぶのが得意な方、掃除が得意な方、それぞれの得意分野で協力してもらうと、みんな長く続けられるねん」って教えてくれました。
子ども食堂の持続可能な運営のために知っておきたいこと
友美さんの経験から、子ども食堂を長く続けるためのコツをシェアしてもらいました。
地域とのつながりを大切にする
「子ども食堂は『食事を提供する場所』っていうより『地域のつながりをつくる場所』やと思う」と友美さん。
始めた当初は子どもや親御さんだけが来る場所だったけど、今では地域の高齢者や学生さんも集まる場所になっているんですって。多世代交流の場になることで、ボランティアも増えたし、寄付や食材提供も自然と集まるようになったそうです。
「地域の人たちにとって『自分たちの居場所』と思ってもらえると、みんなで支え合う形ができるよ」と友美さんは笑顔で話してくれました。
お金だけでなく、人とのつながりが子ども食堂を支える大きな力になるんですね。
友美さんは「収支のことばかり考えると疲れてしまうけど、子どもたちの笑顔を見ると頑張れるねん!」って言ってました。
ほんとに素敵だな〜と思いました(#^.^#)
そんな中、図々しいお客さんで困らされることも・・・
そんな時助けてくれるのも人とのつながり、コチラを参考に対処してみてくださいね!
行政や専門家のサポートを受ける
友美さんいわく、市の福祉課や社会福祉協議会、地元の栄養士さんなど、専門家の力を借りることも大切なんですって。
「栄養バランスのことは栄養士さんに、衛生管理は保健所の方に相談すると、アドバイスをもらえるし、時には協力者になってくれることもあるよ」と言ってました。
最近では市の広報誌に子ども食堂の活動が取り上げられたことで、新しいボランティアさんや寄付が増えたそうで。
行政とのつながりが思わぬ形で活動を支えることもあるみたいです!
まとめ
友美さんの子ども食堂の話を聞いていると、「儲かる」という視点ではなく、「持続可能な運営」がポイントなんだなと感じました。
子ども食堂は基本的には赤字になりやすい活動だけど、補助金や助成金、地域からの寄付や協力があれば続けていくことは十分可能。
友美さんも最初は手探りだったけど、3年経った今では地域に根付いた活動になっていて素敵だなと思いました。
「お金のことは確かに大変やけど、それ以上に得るものが大きいで!」という友美さんの言葉が印象的でした。
もし子ども食堂の運営に興味があれば、まずは近くの子ども食堂を訪ねてみるといいかもしれませんね。きっと友美さんのように親切に教えてくれる人がいるはず!
あなたも一歩踏み出してみませんか?
コメント